ことしの阪神で唯一気がかりなのは、高橋遥が出遅れ、西勇も順調ではない、新助っ人のアルカンタラの合流時期も不透明という先発陣。代わる存在に注目した。
チェンは、落ち着きがあって、打者との駆け引き、細かな制球はさすがと思わせる部分が多い内容。ただ、球威のなさは気になった。こちらが中日の全盛時やメジャーでの投球を知っているから、余計に感じるのかもしれないが。
今の球威なら、主力級の打者が仕上がってきたとき、変化球のストライクボールを見極められると対応されてしまう真っすぐの球威だった。もちろん、本人の中で分かっているだろうし、長い経験があるから、開幕には合わせてくるだろうが…。
対照的に、現状ならチェン以上の安定感を感じたのがガンケル。いつでもストライクを取れる制球は健在で、決め球のスライダーを生かす内角への攻めもしっかりできていた。外国人枠をどう利用するかで起用法は変わるだろうが、開幕ローテだけなら現状ではガンケルの方が面白い。
先発が期待されるルーキーの伊藤将は、制球がつきにくい投球フォームで、もう少し時間をかけてから1軍で起用した方がいいのではないか。
とはいえ、投打に選手層の厚さは目を見張る。中日、ヤクルトの同一リーグのライバル2球団との戦いを見たが、ハイレベルのチーム内競争をしている阪神が、明らかに上だろう。 (本紙専属評論家)
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2021-02-28 22:30:00Z
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