第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大会史上初めてオンラインで開催される。午後2時から各校の主将による予備抽選を行い、同3時から抽選会を開始。抽選順はすべて予備抽選の若い順となる。

今大会では、まず同一都道府県で2校出場する宮城、兵庫、奈良の出場6校が決勝まで対戦しないゾーン振り分けを行って本抽選。その後、残り26校によるフリーの本抽選を行う。例年は同地区の出場校同士が準々決勝まで対戦を避ける分け方だったが、今大会は同地区の強豪が初戦から激突する可能性もある。特に近畿地区は有力校がひしめき、注目される。

またコロナ禍のため、選手宣誓は出場全校の抽選だった従来と異なり、第1日に出場する3試合6校の主将全員による抽選で決定。決勝まで抽選会で決まったトーナメントで開催する。

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