「最後のびわ湖」を鈴木健吾(25=富士通)が日本新記録で制した。2時間4分56秒で初優勝を果たし、大迫傑(ナイキ)が20年東京マラソンでマークした日本記録の2時間5分29秒を更新した。

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鈴木を指導する富士通の福嶋正監督が、暑さにも太鼓判を押した。時の人となった教え子に「今までと同じように純粋に、謙虚な気持ちを持ってほしい」と要望し「粘り強く、暑さにも強い。五輪や世界選手権で暑いマラソンを走れる」と期待を込めた。

神奈川大時代から才能を見込み「『マラソン選手を育てたい』という中で、箱根を見て勧誘させてもらった。本人も『マラソンでどうしても』という強い意欲を持っていた」と振り返った。

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