<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇12日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(6425ヤード・パー72)>
国内女子ツアーの今季メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」初日に、渋野日向子がまた新たな“勲章”を手に入れた。5バーディ・3ボギーの2アンダーでホールアウトし、6月の「ニチレイレディス」第1ラウンド(R)から続いている、国内女子ツアーでのオーバーパーなし記録を「29R」に伸ばした。
「やっぱり私はズボン!」渋野日向子が前夜祭に選んだのはパンツスタイル
最終18番で“普段通りの様子”でパーパットを沈めると、同伴競技者とハグをしてお互いを労う。この瞬間、今大会前に並んでいた2013年にアン・ソンジュ(韓国)が樹立した「28R」を上回り、国内女子ツアー歴代1位記録保持者になった。
「きょうはそのこと(記録)だけを考えて臨みました」と、強い気持ちを込めてメジャー舞台に向かった。しかし、2番、4番と序盤からいきなり2つのボギーを喫するなど、前半を終え1オーバー。記録更新にやや暗雲が垂れ込める時間も味わった。「かなり焦りました」。渋野自身、もどかしさを感じながらのプレーだった。
「途中、これまでとは違う曲がり幅で、何度ギャラリーに当ててしまうかと思った」。決して本調子とは言えなかったが、そこから意地を見せることができるのがこの20歳のすごみだ。11番でバーディを奪うと、さらに14番、16番でもスコアを伸ばした。その後の2ホールをきっちりとパーでまとめ、見事、新記録を達成した。優勝した8月の海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」も含めると、オーバーパーなしは「33R」。安定感は並のものではない。
https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=134777
2019-09-12 08:05:09Z
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