23日の東京オリンピック開会式に先立ってソフトボールが初戦。日本はオーストラリアと対戦。レジェンドの上野由岐子(38)が先発登板。


チーム
豪州
日本

オーストラリア1回表

日本投手は上野由岐子

1コックス フルカウントからチェンジアップでボテボテの投ゴロ。上野が処理したがわずかに間に合わずセーフ。内野安打

2ゴドフリー

3ポーター

4ツィツィクロニス

5フォーキン

6ステプドー

7ウォール

8ウィック

9マクマナス


スタメン

【オーストラリア】

1(右)コックス

2(中)ゴドフリー

3(三)ポーター

4(捕)ツィツィクロニス

5(一)フォーキン

6(DP)ステプドー

7(左)ウォール

8(遊)ウィック

9(二)マクマナス

P=バーナビー

【日本】

1(右)原田

2(二)川畑

3(一)内藤

4(三)山本

5(左)山崎

6(DP)藤田

7(中)山田

8(捕)我妻

9(遊)渥美

P=上野

※DPは「DESIGNATED PLAYER」の略で、日本語で言うなら「指名選手」となる。基本的には打撃専門の選手。しかし、野球の「DH」と違うのは、守備にも就くことができる。 守りもこなす「DP」は一般的には例外的パターンだが、日本は違う。バッティングも魅力の二刀流・藤田倭投手が初回のマウンドに立つ場合、「DP」として出場する。なぜ「投手」でなく「DP」で先発するかと言うと、理由がある。「DP」は「DH」同様、試合前に選ばなかったら、試合途中から発動することができない。もしも、藤田を「投手」で先発させて、継投が必要になった場合、セ・リーグのように、打撃が苦手の救援投手が打順に組み込まれることになる。あらかじめ藤田を「DP」で1回からマウンドに立たせ、「FP」(後述)にリリーフを配置しておくことで、それは回避できる。藤田は降板しても、打撃に専念する「DP」で試合に残り、引き継いだ投手は打席に立つ必要もなくなる。

オーストラリア対日本 試合前練習のためグラウンドに出る日本の選手たち(撮影・河野匠)
オーストラリア対日本 試合前練習のためグラウンドに出る日本の選手たち(撮影・河野匠)
ソフトボールの競技説明
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ソフトボール日本代表メンバー
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ソフトボール日本の日程
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