大相撲の人気力士だった元関脇 麒麟児の垂澤和春さんが3月、多臓器不全のため亡くなりました。67歳でした。
元関脇 麒麟児の垂澤さんは、千葉県柏市出身で二所ノ関部屋に入門し、昭和42年夏場所で初土俵を踏みました。
思い切りのいい突っ張りで番付を上げ、昭和50年名古屋場所には関脇に昇進し、その後も長く幕内で土俵を務めました。
昭和50年の夏場所、中日の天覧相撲で見せた富士櫻との激しい突っ張り合いは、今も名勝負として語り継がれる一番です。
元横綱 北の湖や、元横綱の2代目若乃花などと同じ昭和28年生まれで「花のニッパチ組」と呼ばれる人気力士の1人でしたが、昭和63年秋場所の途中、35歳で引退しました。
引退後は、年寄 北陣として後進の指導にあたり、平成30年3月に定年を迎え、日本相撲協会を退職しました。
相撲協会によりますと、垂澤さんは3月1日、多臓器不全で亡くなったということです。
67歳でした。
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2021-04-13 07:43:24Z
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