Minggu, 18 April 2021

ヤクルト、山田3ランも猛追及ばず 高津監督が6失点KO小川に苦言「ピリッとして」 - サンケイスポーツ

七回に山田が5号3ラン。終盤の反撃も及ばなかった(撮影・松永渉平)

七回に山田が5号3ラン。終盤の反撃も及ばなかった(撮影・松永渉平)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神10-7ヤクルト、5回戦、阪神5勝、18日、甲子園)ヤクルトは終盤の追い上げも及ばず、連敗した。勝率5割に戻り、4位に転落。首位・阪神には開幕から5連敗で高津臣吾監督(52)の表情は曇った。

 「野手はあそこまで諦めないで点を取ってくれていることを考えると、やっぱり投手がしっかりしないといけない。余計にそこがクローズアップされる気がします」

 エースが崩れた。17日は降雨中止で、小川がスライドで先発。だが、一回に3連打を浴びて大山の右犠飛で先制を許すと、三回は相手打線の猛攻を受け、今季最短の2回0/3を8安打6失点で降板。初黒星を喫した。

 指揮官は序盤で大量リードを許した右腕に「少しピリッとしてほしい。うちの開幕を務めた投手だし、相手投手もいい。ロースコアに持っていかないといけないところで、体も球も切れがなかった」と苦言を呈した。

 打線は山田の5号3ランなどで反撃したが、敵地で痛い連敗を喫した。高津監督は「先発を打ち崩さないと勝機は難しい。お互いの先発の出来が(勝敗を)左右する」と先発陣に奮起を求めた。(赤尾裕希)

2回0/3を投げ8安打6失点で1敗目(1勝)を喫したヤクルト・小川「チームに流れを持ってくるピッチングができなくて申し訳ないです」

七回に左中間席へ5号3ランを放ったヤクルト・山田「1本出れば試合が分からなくなる場面だったので、何とか打ちたかった」

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