Selasa, 09 Februari 2021

森会長の不適切発言、政府内からも批判…麻生副総理「国益に沿わない」 - 読売新聞

 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性に関して不適切な発言をした問題が尾を引いている。9日の衆院予算委員会では、政府内からも批判の声が上がった。

 「五輪の理念である男女共同参画とは全く異なるもので、あってはならない」

 橋本五輪相は衆院予算委で、こう述べた。麻生副総理兼財務相も「不適切だ。国益に沿わないのははっきりしている」と足並みをそろえた。

 この問題では、自民党の二階幹事長の発言も火に油を注いだ。

 二階氏は8日の記者会見で、森氏の発言を受けて大会ボランティアの辞退が相次いだことに「すぐ辞めちゃいましょうとか、(その)瞬間には言っても、協力して立派に(大会を)仕上げましょうということになるのではないか」「どうしてもやめたいなら、また新たに募集する」と述べた。こうした発言について、橋本氏は9日の衆院予算委で「不適切だった」と陳謝した。

 政府としては、森氏の辞任は避け、大会への影響を最小限に食い止めたいところだ。萩生田文部科学相は9日の記者会見で「国際社会とのやりとりは(森氏でなければ)なかなか難しかった。本来の業務の先頭で頑張ってほしい」とかばった。

 一方、野党は追及を続ける構えだ。野党有志の女性議員は9日、白いジャケットを身につけて国会に現れ、女性の発言権を求める挙手のポーズを取った。20世紀初頭、米国の女性参政権運動で参加者が白い服を着たことにちなんだものだ。衆院本会議では、白いバラを胸にさした野党の男性議員もいた。立民の辻元清美副代表は記者団に「政府も与党も森氏の辞任を求めないのは問題だ」と述べた。

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2021-02-09 13:50:00Z
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