PSG加入が正式発表されたイ・ガンイン [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン（PSG）は9日、マジョルカから韓国代表MFイ・ガンインを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。なお、契約期間は2028年夏までとなり、背番号は「19」に決定している。
2001年2月19日生まれのイ・ガンインは現在22歳。幼少期から母国で注目を集めた同選手は10歳でスペインに移住し、“名門”バレンシアの下部組織に入団した。2018年夏に、当時指揮していたマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の下でトップチームデビュー。しかしその後は限定的な出場機会にとどまり、2021年夏にマジョルカへと完全移籍加入した。在籍2年目となった今季は、精度の高いキックを武器にラ・リーガで6得点7アシストを記録。コソボ代表FWヴェダト・ムリキとのホットラインで攻撃を牽引し、開幕当初は降格候補と目されていたマジョルカを9位にまで押し上げた。
今夏には、アトレティコ・マドリードやプレミアリーグの複数クラブからも関心を寄せられていたイ・ガンイン。そんななかで、フランス王者に君臨するPSGを新天地として選んだ同選手は、クラブ公式サイトで以下のように意気込みを示している。
「PSGに加入することができて光栄だ。このクラブは世界最大のクラブの一つであり、世界最高の選手たちがいる。この新しい冒険を始めるのが待ちきれないよ」
今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスらが退団する一方で、スペイン代表MFマルコ・アセンシオらが加入するPSG。戦力が刷新される見込みだが、クラブ史上初の韓国人選手となるイ・ガンインは新たな“アイコン”として地位を築くことができるのだろうか。
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2023-07-08 23:42:47Z
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