米大リーグ機構は14日、オールスター戦(7月13日・デンバー)のファン投票の第1回中間結果を発表し、エンゼルス大谷翔平投手(26)がア・リーグのDH部門で52万6608票を得て1位に立った。2位はレッドソックス・マルティネスの29万3757票で、約23万票差をつけている。

24日までの1次投票で選ばれた各ポジションの上位3人(外野手は上位9人)が27日に発表され、28日からの最終投票の結果は7月1日に発表される。

大谷はメジャー1年目の18年、2年目の19年にもDH候補としてリスト入り。18年は途中経過までは上位に食い込んだが選ばれなかった。

選出されれば日本の打者ではイチロー(マリナーズ)、松井秀喜(ヤンキース)、福留孝介(カブス)に続き4人目になる。

今季17本塁打の大谷には、オールスター戦前日に行われる本塁打競争への日本人初出場も期待される。

ファン投票が開始された際、大谷は「まずノミネートしてもらったというのはすごいうれしいですし、どうなるかはもちろん先のことで分からないので、今まで通り1試合1試合、明日も試合あるので頑張りたいなと思ってます」と話していた。