Kamis, 24 Juni 2021

陸上 日本選手権 山縣、桐生ら決勝へ ケンブリッジは敗退 - NHK NEWS WEB

東京オリンピックの代表選考を兼ねた陸上の日本選手権が、24日大阪市で開幕しました。注目の男子100メートルは準決勝が行われ、山縣亮太選手などオリンピック参加標準記録を突破している5人の選手が決勝に進んだ一方でケンブリッジ飛鳥選手が準決勝で敗退しました。

陸上の日本選手権ではオリンピックの参加標準記録を突破した選手が3位以内入れば、その場で代表に内定します。
大会1日目の24日、男子100メートルは予選と準決勝が行われました。

予選では9秒95の日本記録を持つ山縣選手をはじめ、サニブラウン アブデル・ハキーム選手、桐生祥秀選手、小池祐貴選手、多田修平選手それにケンブリッジ飛鳥選手の国内の「6強」といわれるトップ選手たちが順当に準決勝に進みました。

その3時間半後に行われた準決勝では全体トップの10秒16のタイムをマークした山縣選手をはじめ、多田選手、桐生選手、小池選手が順当に着順で決勝に進みました。

サニブラウン選手は「レース中に右足がつった」と1組の3位に終わり、着順での決勝進出はなりませんでしたが、各組の3位以下の選手の中ではトップの10秒30のタイムで拾われ決勝に進みました。

この5人はすでに参加標準記録を突破していて、25日の決勝で3位以内に入れば代表に内定します。

一方で10秒03の自己ベストを持つケンブリッジ飛鳥選手は、3組に出場し10秒44の5着に終わり決勝進出を逃しました。

決勝は25日午後8時半

25日の決勝は東京オリンピックの代表の「3」つの枠をめぐって、“一発勝負”の代表決定レースとなります。

決勝に臨む8人のうち山縣選手、桐生選手、サニブラウン選手、小池選手、多田選手の5人はすでに10秒05のオリンピック参加標準記録を突破しています。

この5人は決勝で3位以内に入れば代表に内定し、そのほかの選手も決勝で標準記録を突破して3位以内に入れば内定します。

この注目の決勝のスタートリストが今夜発表され、中央の4レーンに山縣選手、5レーンに桐生選手、その両脇の3レーンにサニブラウン選手、6レーンに多田選手、そして8レーンに小池選手が入りました。

ライバルと並んで走り3位以内に入ってオリンピック代表の切符をつかむのはだれか、決勝は25日午後8時半です。

【男子100m決勝 スタートリスト】
2レーン:東田旺洋(準決勝のタイム:10秒35)
3レーン:サニブラウン アブデルハキーム(準決勝のタイム:10秒30)
4レーン:山縣亮太(準決勝のタイム:10秒16)
5レーン:桐生祥秀(準決勝のタイム:10秒28)
6レーン:多田修平(準決勝のタイム:10秒17)
7レーン:デーデーブルーノ(準決勝のタイム:10秒21)
8レーン:小池祐貴(準決勝のタイム:10秒30)
9レーン:柳田大輝(準決勝のタイム:10秒22)

大会1日目 このほかの決勝種目の結果

▽男子5000mは、遠藤日向選手が13分28秒67で優勝しました。

▽男子円盤投げ決勝は、堤雄司選手が59メートル29センチで優勝しました。

▽女子走り幅跳びは、秦澄美鈴選手が6メートル40センチで優勝。

▽女子円盤投げの決勝は、52メートル89センチを投げた齋藤真希選手が優勝しました。

しかし、いずれの種目も東京オリンピック出場の条件の一つ、参加標準記録の突破はならず、大会1日目は代表内定を決めた選手はいませんでした。

山縣「最後1本にまとめあげたい」

準決勝全体でトップとなる10秒16のタイムで決勝進出を決めた山縣亮太選手は、「予選から準決勝に向けてはスタートを少し変えていこうと思っていて、だいたいそういうレースにできてよかった」とレースを振り返りました。

また、25日の決勝に向けては「きょう持ったいいイメージと課題を最後1本にまとめあげたい」と話していました。

サニブラウン「右足がつった」

サニブラウン アブデル・ハキーム選手は準決勝1組で3着でしたがタイムで上位2人に入ったため、なんとか決勝に進みました。
決勝進出が決まらない段階で取材に応じたサニブラウン選手は「右足がつってしまった。レース前は大丈夫だったがスターティングブロックを出て立ち上がる20メートルから30メートルくらいのところでつった。なかなか練習でもつることはないですね」と話しました。
また、決勝進出が微妙な状況については「自分はもう何もできない。決勝に行ったらいいなという感じ」と話していました。
その後の2組の結果で決勝進出が決まったあと再び、取材に応じたサニブラウン選手は「明日はしっかりと体調を整えて、夜になると冷えてくると思うので、しっかりケアして全力で臨みたい」と気持ちを切り替えていました。

多田「集中して臨む」

多田修平選手は「予選はスタート練習で太ももの筋肉がつりかけるアクシデントがありいい走りができませんでしたが、準決勝では自分のレースプラン通りのいい走りができました」と話しました。

決勝に向けては「準決勝で速くても必ず勝てるわけではないので、集中して臨みたいです」と意気込んでいました。

桐生「タイムあげていきたい」

桐生選手は右のかかとからふくらはぎにかけてテーピングをしてレースに出場しました。予選では10秒12と好タイムをマークしましたが、フィニッシュのあと右足をきにするそぶりを見せ、準決勝では組のトップで決勝に進んだもののタイムは10秒28にとどまりました。

準決勝のあと取材に応じた桐生選手は右足のアキレス腱の痛みが続いていることを明らかにし、「何をしても常に痛い、歩くのも痛い」と話しました。そのうえで「あしたは決勝だけなので、気が楽というわけではないがしっかりと走りきりたい」と話し、東京オリンピックの代表がかかる決勝に向け意気込みを示しました。

小池「優勝目指して準備」

10秒30のタイムで決勝進出を決めた小池祐貴選手は「今シーズンの中ではいいレースができた。予選ではスタートの音が鳴ると焦って練習どおり走れなかったので、直前まで目をつぶって集中して走れるようにした」と振り返っていました。
そのうえで、決勝に向けては「後半勝負のレースができれば準決勝よりいいレースができると思う。3位以内に入って代表になれたらいいと考えるのではなく、優勝を目指して準備したい」と意気込んでいました。

ケンブリッジ「敗因、全部ですね」

決勝進出を逃したケンブリッジ飛鳥選手は「いいところなく終わってしまいました。悔しいです」とレースを振り返り、敗因については「全部ですね」とことば数少なく答えていました。
今後については「まずはゆっくり休んで万全な状態にしてまた頑張れるようにしたい。去年みたいに常にいい状態でいられる強い選手になりたい」と話していました。

女子100m 福島千里は予選敗退

女子100メートル予選で、この種目の日本記録保持者の福島千里選手が12秒01のタイムで4組の5着に終わり、予選で敗退しました。この結果、福島選手は4大会連続となるオリンピック出場はなくなりました。

福島選手はレースのあと「いいコンディションで大会に臨むことはできませんでした。ここへ来るまでサポートしてくれた方々に、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話しました。
また進退について問われると「チームに帰ってから決めたいです。今は何も言えません」と話し、明言を避けました。

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2021-06-24 12:08:38Z
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