ポルトガル1部のポルティモネンセと契約したにもかかわらずリーグ登録が認められず、再び欧州で移籍先を探すことになった本田圭佑(34)が11日、Jリーグ復帰について、ツイッターでつぶやいた。

「別にJ復帰を頑なに拒んでいるわけじゃありません。海外で他にも面白いチャンスがあるからです。僕にとっては日本は故郷であり実家みたいなもんなんです。親から顔出せって言われても、たまにしか帰らないですよね?そんな感じです。たまにしか帰らないからと言って、拒んでると思わないでください」

再び無所属となり、クラブを探すことになった本田にJリーグ復帰の意向はないが、なぜか現役Jリーガーなど、各方面からJリーグ復帰の“ラブコール”が届いている。

今回の騒動に際し、元イングランド代表の札幌FWジェイが「なぜ彼は海外でプレーし続けるのか? 日本に戻って若手がトップ選手となるための手助けをしたらどうか」とツイートし、疑問を呈した。

これに対し、本田が「(海外にいることが)楽しいから」と返信。するとジェイが「日本も本当に楽しいよ」などと、ジェイがJへと“勧誘”するやりとりがあった。

なぜか、一部で根強い待望論があるようだが、そもそも、出身地はアース(地球)で、今回「日本は実家」だとまで言い切った本田に、国内国外の考えはなく、そもそも、いまさらJリーグが似合うとも思えない。

今回の移籍でも、何と2度も入団会見をしながら、手続きの不備で全てまぼろしになるというまさかまさかの展開。10日夜、本田自身がツイッターでリーグ登録が認められず、移籍は破談となることを明かしていた。