Jumat, 29 Januari 2021

21世紀枠は八戸西など4校 連合チームは選ばれず - 高校野球 - ニッカンスポーツ

今春センバツに出場する21世紀枠4校が決まった。

日本高野連は29日、リモートで選考委員会を開き、第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に出場する32校を選んだ。21世紀枠は次の4校。

八戸西(青森)

三島南(静岡)

東播磨(兵庫)

具志川商(沖縄)

いずれも、県立で春夏通じて甲子園初出場。選ばれれば連合チーム初の出場だった富山北部・水橋(富山)は入らなかった。

【東北地区=八戸西(青森・県立)】

県大会準優勝→東北大会8強

身長189センチのエース右腕、福島蓮投手(2年)を擁し、昨秋県大会準優勝、東北大会8強入り。文武両道を掲げ、学業にも一生懸命取り組む姿勢が評価された。練習時間が限られる中、学年や守備位置ごとのグループに分かれ、効率的な練習を心掛けている。

◆八戸西 1975年(昭50)創立の県立進学校。普通科と01年に新設されたスポーツ科学科がある。春夏通じて甲子園初出場。主なOBに、元日本ハム投手の中村渉氏、駒大でエースだった竹本祐瑛投手(4年)、Bリーグ金沢の下山貴裕、ラグビー・トップリーグ東芝の佐々木剛。所在地は八戸市。

【東海地区=三島南(静岡・県立)】

県大会4強

昨秋は東部地区3位で県大会出場。準々決勝で優勝候補の静岡を破り、1958年(昭33)以来、62年ぶりの4強進出を果たした。東海大会出場は逃したが、植松麟之介投手(1年)を中心に快進撃を見せた。また「園児、小学生を対象に行う野球教室などの普及活動、それによる地域貢献」「ICT(情報通信技術)を活用した教育活動、それを利用した野球技術の向上」の2点も評価された。

◆三島南 1919年(大8)に三島町立三島商として創立。49年から現校名。2001年(平13)に三島市二日町から同市大場に校舎を新築移転。学年制ではなく、単位制を採用。県内で初めて演技実習室を導入し、舞台芸術を学べる科目を持つ。制服は、ファッションデザイナーの森英恵氏がデザイン。野球部は1921年(大10)創部で、100周年を迎えた。春夏通じて甲子園初出場。主なOBに、作曲家の斎藤恒芳氏、漫画家の市川ラク氏。

【近畿地区=東播磨(兵庫・県立)】

県大会準優勝→近畿大会初戦敗退

昨秋県大会で準優勝。近畿大会では初戦で4強入りした市和歌山と対戦し1-2で惜敗した。コロナ禍でオンライン面談などを実施。高校野球の新たな指導スタイルとして注目される。

◆東播磨 1974年(昭49)、「地元の生徒は地元で育てよう」という地域社会の熱い願いにより東播2市3町組合立高等学校として設立。76年に現校名に。進学校で、放送部はNHK杯全国高校放送コンテストなどで活躍。野球部も同年創部で部員36人。春夏通じて甲子園初出場。主なOBに、馬場馬術の黒木茜、漫画家の上田美和、タレントのスパイシー八木、「SASUKEオールスターズ」の山田勝己は野球部OB。所在地は加古郡稲美町。

【九州地区=具志川商(沖縄・県立)】

県大会準優勝→九州大会8強

部員33人全員が地元出身。OBが監督、コーチとして指導に携わる。昨秋県大会は準決勝で興南に競り勝ち決勝進出し準優勝。九州大会では初戦で東海大熊本星翔を破り8強入り。エース新川俊介投手(2年)を中心にまとまりがある。

◆具志川商 1977年(昭52)、宜野座、石川、前原に設置されていた商業科を統合し、単独商業高校として設立。リゾート観光科、オフィスビジネス科、ビジネスマルチメディア科、情報システム科がある。春夏通じて甲子園初出場。所在地はうるま市。

センバツ出場32校決定/学校メモ付き一覧

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2021-01-29 07:26:00Z
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