<陸上:大阪国際女子マラソン>◇31日◇長居公園南西口~長居公園周回路(14周と5分の4)~ヤンマースタジアム長居(42・195キロ)◇無観客開催
「女子マラソン」で男子のペースメーカー(PM)が最後まで走り抜いた。先頭集団を先導した実力者の川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)も、ひそかに完走した。
一山がゴールをした約45秒後。できるだけテレビにも映らないよう、トラック外側をゆっくり走り、フィニッシュラインを越えた。大会順位には残らないが、2時間21分58秒の記録は公認される。これで108回のフルマラソン完走となった。さまざまな経験を持つ川内だが、ペースメーカーとしてフルマラソンを走り抜いたのは、さすがに初めて。
もともと契約は40キロまで。ただ、一山が少しでも好記録を出せるよう、残り約350メートル地点のヤンマースタジアム長居に入る直前まで、前を走り続けた。一般的にPMは事前に決められた距離を迎えると、そこで走り終える。ただ、予定の距離を過ぎて先導することはルール上、問題ない。五輪や世界選手権などの切符が懸かる場合は、勝負に影響を与えるため“タブー”だが、今回は違う。代表選考会でなく、好タイムを出すことを最たる目的とした大会であるため、誕生したシーンだった。
PMとして、同走した岩田勇治(三菱重工)とともに、中盤まで機械のように日本新を狙えるタイムを刻み、役目を果たした。一山が苦しくなると、設定タイムより下げ、臨機応変に対応。「行けるよ」「頑張れ」などと効果的な声もかけ続け、励ました。川内は「一山選手が粘ってくれて、最後はペースを戻してくれるような走りをしてくれた。ペースメーカーとして日本記録にはならなかったが、よかった」とコメントした。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiR2h0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2thbnNwb3J0cy5jb20vc3BvcnRzL2F0aGxldGljcy9uZXdzLzIwMjEwMTMxMDAwMDcxMy5odG1s0gFNaHR0cHM6Ly93d3cubmlra2Fuc3BvcnRzLmNvbS9tL3Nwb3J0cy9hdGhsZXRpY3MvbmV3cy9hbXAvMjAyMTAxMzEwMDAwNzEzLmh0bWw?oc=5
2021-01-31 21:39:07Z
CBMiR2h0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2thbnNwb3J0cy5jb20vc3BvcnRzL2F0aGxldGljcy9uZXdzLzIwMjEwMTMxMDAwMDcxMy5odG1s0gFNaHR0cHM6Ly93d3cubmlra2Fuc3BvcnRzLmNvbS9tL3Nwb3J0cy9hdGhsZXRpY3MvbmV3cy9hbXAvMjAyMTAxMzEwMDAwNzEzLmh0bWw
Tidak ada komentar:
Posting Komentar