阪神は17日、青柳晃洋投手(28)が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。

この日の午前にPCR検査を受検し判明。発熱などの症状はないという。前日16日には、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触の疑いがあるとして、球団の判断で自主隔離すると発表されたばかり。今季は自身初の開幕投手が内定していたが、25日ヤクルトとの開幕戦(京セラドーム大阪)での登板を断念していた。

チームでは1月25日に陽性判定を受けた岩崎が、隔離期間を経て2度のPCR検査で陰性を確認し、2月5日にチームに合流。練習再開まで10日程度、要した例がある。青柳も陽性判定を受けたことで、当初よりも復帰までさらに時間がかかる可能性が出てきた。昨季13勝で最多勝と最高勝率の2冠に輝き、今季は投手陣の柱としてフル回転が期待される。さらなる飛躍を期すプロ7年目にとって、逆風の船出となった。