三原舞依4位「まだまだ強くなれる」 フィギュア・スケートカナダ - 毎日新聞 - 毎日新聞

スケートカナダでフリー演技する三原舞依＝10月30日、AP

　フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第2戦、スケートカナダ最終日は30日（日本時間31日）、バンクーバーで女子フリーが行われ、ショートプログラム（SP）7位で10月の北京冬季五輪テスト大会優勝の三原舞依（シスメックス）が142・12点でフリー3位となり、合計210・01点の4位と順位を上げた。フリー、合計ともに自己ベストの会心の滑りを披露し、演技後には笑顔で取材に応じた。三原の談話は次の通り。

三原舞依

　最後の最後まで集中できていた。滑り終わったのが自分でも分からないくらい（の集中力）だった。合計点がぱっと出た瞬間に「210」が見えてすごくうれしくて、ガッツポーズがわけ分からないことになってしまった。

　（けがから復調途上だった）去年の今ごろはアップの時、階段で足に力を入れすぎて上りすぎたら後々足が重くなって、動かなくなったこともあった。足の筋力の持続がすごい心配だった。今は限界まで動いて、しっかりケアもして、栄養もとったら自分の体のコントロールをうまくできるようになった。ここまでしかできないじゃなく、ここまでしたらいけると思える。毎日が試練だと思って、どんなにしんどくなってもここからが勝負と思えるようになった。

　（2015年に全身の関節が痛む難病を発症する前よりも）強くなっていると思うが、まだまだ強くなれると思っている。今回の反省点を、短期間だが（GPシリーズ第3戦の）イタリア大会までに修正して、まだまだ頑張りたい。一つ一つの試合で自己ベスト（の得点）を更新していけるようにもっと強くなっていかないといけない。（北京）五輪代表になるにはそれだけの練習と強さが必要だと思うので、もっともっと上を目指してレベルアップしたい。

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2021-10-31 04:41:30Z
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