米大リーグ選手会は21日、選手間投票による各賞の最終候補を発表し、投打の「二刀流」で活躍したエンゼルスの大谷翔平が年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とア・リーグ野手の2部門で選出された。受賞者は今月28日に発表される。

年間最優秀選手の最終候補にはブルージェイズの内野手ゲレロ、フィリーズの外野手ハーパーも入った。

ア・リーグ最優秀選手(MVP)の有力候補の大谷は、既に専門誌ベースボール・ダイジェストの野手部門の最優秀選手に選ばれ、各リーグで傑出した打者をファン投票などで選ぶ「ハンク・アーロン賞」の最終候補7人にも入っている。

今季は投手で9勝2敗、防御率3・18、156奪三振、打者では打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁の好成績を残した。(共同)