Minggu, 03 Oktober 2021

大谷翔平、本塁打王ならず 46号放ち、松井秀喜以来の100打点 - 毎日新聞 - 毎日新聞

今季最終戦となるマリナーズ戦の初回に46号先頭打者本塁打を放ち、笑顔のエンゼルスの大谷翔平=シアトルで2021年10月3日、AP 拡大
今季最終戦となるマリナーズ戦の初回に46号先頭打者本塁打を放ち、笑顔のエンゼルスの大谷翔平=シアトルで2021年10月3日、AP

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(27)は3日(日本時間4日)、今季最終戦となる敵地でのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、一回に11試合ぶりの本塁打となる先制の46号ソロを放った。ア・リーグトップのペレス(ロイヤルズ)とゲレロ(ブルージェイズ)は48本塁打で、大谷は2本差の3位。日本選手初の本塁打王獲得はならなかったが、日本勢では2007年の松井秀喜(ヤンキース)以来となるシーズン100打点に到達した。

 初回、甘く入った3球目の変化球を振り抜き、右翼席へ豪快に放り込んだ。その後は、敬遠四球▽見逃し三振▽敬遠四球▽空振り三振で、3打数1安打1打点、2四球2三振だった。西地区4位のチームは7―3で勝った。

 18年10月に右肘を手術した大谷は今季、手術後初白星を挙げるなど投打の「二刀流」で完全復活した。先発ローテーションの一角を担って9勝(2敗)を挙げながら、打者としても本塁打を量産し続ける驚異的なパフォーマンスを披露。シーズン138安打、100打点、103得点、投球回数130と3分の1、156奪三振と、投打5部門で「100」の大台に乗せる偉業も達成した。

 今年7月のオールスター戦ではア・リーグの先発投手と「1番・指名打者」で史上初めて投打同時出場を果たし、1回無安打無失点で勝利投手となった。

 好投しながら味方打線の援護に恵まれない試合もあり、「野球の神様」と呼ばれるベーブ・ルースが1918年に達成して以来となる2桁勝利と2桁本塁打を同時に成し遂げる快挙は来季以降に持ち越しとなったが、大躍進のシーズンで大リーグの歴史に名を刻んだ。

 大谷は岩手・花巻東高からドラフト1位で13年にプロ野球の日本ハム入り。14、16年に2桁勝利と2桁本塁打を同時に達成するなど投打で活躍し、16年にはプロ野球史上最速(当時)の165キロを計測した。ポスティングシステムで18年にエンゼルスに移籍し、4勝2敗、22本塁打でア・リーグ新人王を獲得。右肘を手術したため打者に専念した19年には日本選手初のサイクル安打を達成した。【シアトル福永方人】

今季振り返り「成長できた1年」

 今季最終戦を終えた大谷翔平選手の試合後の主なコメントは次の通り。

 長かったが、なんとか無事に終われてよかった。残った成績は残った成績で見つめ直して、成長できた1年だった。離脱者も多かったので、自分自身が離脱しないように体調管理を含めて、1年通してやりきりたいなと思っていた。(ポストシーズンは)その雰囲気を味わいたいなというのが率直な気持ち。1年間応援ありがとうございました。ポストシーズンに行けなくて残念な気持ちがあるが、来年に向けて期待に応えられるように頑張りたい。

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2021-10-03 23:12:00Z
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