「個人としてもチームとしても負けられない試合」
待望のマジック「9」が点灯した、その日に、敵地でヒーローインタビューに指名されたのは、プロ初の中6日登板で満点の答えを出した佐々木朗希だった。 「負けられない試合。早い回で野手の皆さんが点を取ってくれたので思い切って投げることができた」 オリックスにもマジック点灯の可能性があった最後の直接対決。リーグトップのチーム打率、本塁打数を誇る首位のオリックスを6回無失点に封じ込めた。ストレートの最速は158キロをマークしたが、要所ではフォークを自在に操った。 立ち上がりに一死から宗に左中間に痛打されたが、岡がダイビングキャッチ。バックに助けられ二死となったが、ここから連打を許し一、二塁のピンチを迎えた。だが、モヤをフォークでセカンドゴロ。 圧巻は5回。一死から福田をフォークで見逃しの三振に打ち取ると、続く宗にはボールゾーンに落ちるフォークでスイングアウトに打ち取った。ストライクを取るフォークと空振りを取るフォークを使いわけた。6回、最後の88球目はモヤをスイングアウトに仕留めた157キロのストレート。平均で150キロを超えているストレートに加え、フォークを自在に操られると、さすがのオリックス打線も手も足も出ない。 「調子自体あまり良くなかったが早い回で点を取ってもらって思い切って投げることができてよかった」 実直で誠実な青年は、2度、同じフレーズを繰り返した。 打線の援護が、佐々木に余裕を与えた。佐々木とは、高校時代に全日本チームで共に切磋琢磨した同級生の宮城にロッテ打線が襲い掛かる。 一回一死一、二塁からレアードが外角低めに落ちるチェンジアップをバットでうまく拾ってレフト線に先制のタイムリーツーベース。走者を2人残して続くエチュバリアが外角に浮いたストレートを捉えてセンターの左を深々と破り2点を追加した。 さらに3回も二死三塁から中村が同じような低めのゾーンに落としたチェンジアップをバットの乗せてレフト前に運び、4回にも二死三塁から藤岡がライト線にスライダーを引っ張った。
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2021-10-14 22:10:33Z
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