Sabtu, 05 Juni 2021

大谷翔平の「あちこち散らばるショットガン」は卒業 制球力向上…指揮官が語る“変化” - Full-Count

マドン監督も脱帽「ショットガンアプローチは見られなくなった」

■エンゼルス 3ー2 マリナーズ(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・投手」で出場し、今季2勝目を挙げた。今季最多タイとなる10奪三振で、6回を4安打2失点。何より渡米後初の無四球投球で、ジョー・マドン監督も確かな成長を確信した。

 開幕から課題に上がっていたのは制球面。今季初登板となった4月4日(同5日)のホワイトソックス戦では4回2/3で5四球。続く4月20日のレンジャーズ戦でも4回7四死球と不安定さを露呈し、この日までに計7試合36回1/3を投げて29四死球だった。

 その姿から卒業するかのように、10奪三振で無四球の好投。指揮官は「以前は速球はショットガンのようで、あっちこっちに散らばっていた。マウンドからも飛び降りるようなフィニッシュだった」と振り返りつつ「今はそのようなショットガンアプローチは見られなくなった」と変化を語った。

 この日は、速球が走っていたことでスプリットなどの変化球にも好影響が及んでいたことも指摘。「彼は本当に多くの武器を持っており、どのカウントでも恐れることなくその武器を投げることができる。ユニークで、見ていて楽しい。よくやっていたよ」と賛辞を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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2021-06-05 07:41:45Z
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