2020年度の大学ラグビー日本一を決める「第57回 全国大学ラグビー選手権大会」は1月2日、東京・秩父宮ラグビー場で準決勝がおこなわれ、第1試合では、前年度王者の早稲田大学が帝京大学を33-27で下し、連覇に王手をかけた。
前半、早稲田はモールの強さを発揮してトライを重ねた。
6分、24分とラインアウトからドライビングモールで赤いジャージーを後退させ、HO宮武海人が確実にインゴールに押さえた。30分過ぎにもモールでプレッシャーをかけ、守る帝京は反則を繰り返す。33分、ラインアウトで競ってきた帝京に対し、早稲田はクリーンキャッチできなかったが、ボールを動かし、FB河瀬諒介が抜けインゴールに持ち込んだ。
帝京は、それまでペナルティゴール(PG)2本による6点のみだったが、ハーフタイム前、敵陣深くで、強みとするスクラムでプレッシャーをかけ、早稲田が反則を繰り返したため、川原佑レフリーはペナルティトライを宣告。
21-13、早稲田の8点リードで折り返した。
後半、先に得点したのは早稲田で、47分(後半7分)、ラインアウトからの展開でCTB伊藤大祐が抜け、FB河瀬、WTB古賀由教とつなぎ、背番号11の古賀が左外を振り切ってインゴール中央に持ち込んだ。
それでも帝京は食らいつき、53分にフェイズを重ねてゴールに迫ると、展開からCTBニコラス・マクカランがディフェンスを破りトライを決めた。再び8点差とした。
しかし早稲田は62分、FB河瀬がハーフウェイから抜け出し、そのままゴールへ走り切って帝京を突き放した。
帝京は終盤にスクラムからの攻撃でCTB尾崎泰雅がトライを奪い返し、FB奥村翔のコンバージョンも決まって6点差にしたが、リスタート後、敵陣でボールを奪い返した早稲田が残り時間を使い切り、ノーサイドとなった。
決勝進出を決めた早稲田大学の相良南海夫監督は、「最後まで拮抗する試合になると思っていた。がまん強く粘り強く、自分たちのやってきたことを信じてやりきってくれた」と試合を振り返った。
キャプテンの丸尾崇真は、1月11日に国立競技場でおこなわれる決勝へ向け、「一日一日をほんとうに大事にして、決勝までもう一回積み上げて、もう一回『荒ぶる』を歌いたい」とコメントした。
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2021-01-02 05:11:30Z
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