日本サッカー協会(JFA)は6日、3月下旬に予定していた東京オリンピック(五輪)世代のU-23(23歳以下)日本代表の国際親善試合2試合の中止を発表した。

対象試合は27日の同南アフリカ戦(京セラ)と30日の同コートジボワール戦(博多の森)。JFAは新型コロナウイルスの影響を考慮し、両協会と協議を重ねていた。

同代表監督も兼任する日本代表森保一監督は、JFA広報を通じて以下のコメントを発表した。

「京都、福岡での試合を楽しみに待ってくださっていた方々、ここまで試合準備に携わっていた方々に感謝申し上げます。2会場での試合が中止となり、心苦しい思いです。みなさんと、再びスタジアムで、スポーツの醍醐味(だいごみ)を分かち合える日を心待ちにしています。東京五輪で目標を達成し、みなさんに喜んでいただくために。あらゆる状況を想定しながら、その時々で、選手、チームにとってのベストを模索しながら進んでいきたいと考えています」