大幅アップに満足「最大限の評価をしていただきました」
ソフトバンクの甲斐拓也捕手が23日、ヤフオクドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季の年俸6500万円から4500万円増となる年俸1億1000万円で契約を更改した。育成出身捕手として初めて、ソフトバンクの生え抜き捕手では会長付き特別アドバイザーに就任した城島健司氏以来となる1億円キャッチャーとなった。(金額は推定)
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2010年の育成ドラフト6巡目でソフトバンクに入団した甲斐は2013年に支配下登録となり、2017年にソフトバンクの正捕手に。昨季は133試合に出場し、日本シリーズでの6連続盗塁阻止で“甲斐キャノン”として一躍脚光を浴びた。
今季は自身最多となる137試合に出場して、454打席で初の規定打席に到達。打率.260、11本塁打43打点はいずれもキャリア最高の成績で、規定打席到達者の中ではチーム2位の打率をマークした。クライマックスシリーズや日本シリーズでは西武、巨人の打線を封じ込め、リード面でも大きく貢献した。
昨オフは打撃成績の低さから4000万円からわずか2500万円増の6500万円にとどまったが、今季は大幅アップに。初めて代理人をつけて望んだ交渉後の会見では「最大限の評価をしていただきました。今年1年やってチームに貢献してくれたと言っていただきました。その言葉でやっていてよかったと思いました」とコメントしていた。
福谷佑介 / Yusuke Fukutani
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2019-12-23 09:09:00Z
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