Rabu, 17 Juli 2019

「野球人生で一番の投球」日本製鉄室蘭シャークスの岩崎、手応えと悔しさ感じた113球 都市対抗(毎日新聞) - スポーツナビ

○日立市・日立製作所2―0室蘭市・日本製鉄室蘭シャークス●(17日・東京ドーム)

 球速は140キロに届かないが、左サイドから長い腕を伸ばして繰り出す直球には抜群の伸びがあった。室蘭市・日本製鉄室蘭シャークスの岩崎(いわざき)巧投手(24)。二回に相手の6番・大塚に2ランを許した以外は日立市の強力打線に仕事をさせなかった。

 右打者の内角をえぐる直球が効果的だった。圧巻は四回2死二塁で、再び大塚を迎えた場面。直球でファウルを打たせて追い込むと、最後も膝元への直球で見逃し三振に仕留めた。七回途中2失点で降板も11三振を奪い、出場37回の強豪と互角の戦いを演出した。

 群馬・前橋商高で1年夏から主戦だったが、左肩痛の影響で甲子園は未出場。法大でもリーグ戦登板は3試合のみだった。転機は4年春。「上でやるにはどうしたらいいのか」と考え、腕の位置を上手から下げると直球の威力と伸びが増した。昨季に入社後は体幹や肩周りの筋肉も地道に鍛え、「生命線」の直球を磨いてきた。

 「野球人生で一番の投球だった」というこの日、唯一悔いたのは大塚に一発を浴びた1球だ。カウント3―1からストライクを取りにいったスライダーが浮いた。「自分の甘さを痛感した」。手応えと悔しさを感じた113球だった。【石川裕士】

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2019-07-17 14:29:00Z
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