日本大アメリカンフットボール部は4日、悪質タックルで関東学生連盟から受けた公式戦出場停止処分が3月末で解除されて以降、初の対外試合に臨んだ。東京都世田谷区の日体大グラウンドで、日体大と練習試合を行い、42―0で快勝した。警視庁に傷害容疑で書類送検された宮川泰介(4年)は東京地検の処分が決まっていないとの理由で出場しなかった。
日大は攻撃最初のプレーで、2017年に学生年間最優秀選手にも輝いたQB林大希(3年)が、約70ヤードのTDパスを決めて先制するなど計6TDを挙げた。橋詰功監督は「勝てたこと以上に試合ができたことがありがたい」とホッとした表情で話した。
日大は昨年5月に処分を受け、同11月以降、社会人チームなどと練習試合をしてきたが、宮川は試合には復帰していない。橋詰監督は「宮川は数週間前にけがをしたが、検察の結論が出るまで試合に出すつもりはない」と説明した。
日大は昨季、不戦敗扱いとなり、関東大学リーグの1部下位リーグに降格した。今季は下位リーグ2位までに入り、入れ替え戦も制して上位リーグ復帰を狙う。日体大は上位リーグ所属で、日大の贄田時矢主将(4年)は「一つの自信になるが、慢心しないで行きたい」と気を引き締めた。【飯山太郎】
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190504-00000031-mai-spo
2019-05-04 10:16:00Z
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