令和最初の日本ダービーを制したのはロジャーバローズ(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)。
同馬は12番人気で単勝93.1倍のダークホースだった。トラックバイアスをよみ切って、見事に同馬をダービー馬へ導き、自らもダービージョッキーとなったのは浜中俊騎手(30歳)。2、3着はダノンキングリーとヴェロックスだったが、こちらも日本人の戸崎圭太騎手と川田将雅騎手が騎乗。1番人気でダミアン・レーン騎手に操られたサートゥルナーリアは残念ながら4着に沈んだ。
気温32度とダービーデーとしては異様に暑い中で行われた、令和元年の日本ダービー。単勝1.6倍の圧倒的1番人気に支持されたのは、皐月賞などGIを2勝、デビュー以来4戦4勝で負け知らずのサートゥルナーリアだった。
本来、騎乗を予定していたクリストフ・ルメール騎手が騎乗停止中ということで、その鞍上は初コンビとなるD・レーン騎手に託された。
オーストラリアから短期免許で今回が初来日となる同騎手。ノームコアでヴィクトリアマイル(GI)を勝つなど大活躍。単勝オッズを見る限り、乗り替わりは心配ないと信頼されて人気となっていた。
場内がどよめいた1000mのラップ。
2番人気はサートゥルナーリアが勝った皐月賞でアタマ差の2着だったヴェロックス。単勝オッズは4.3倍とサートゥルナーリアからは少し離される形になったが、皐月賞での着差や内容を鑑みると、それほどの差はないと判断してもおかしくはない馬だった。
そして3番人気が皐月賞3着のダノンキングリー。その皐月賞はサートゥルナーリアからアタマ+ハナの差。ダービーのオッズは4.7倍だったが、ヴェロックス同様、それほどには差がないと考えられる馬だった。
リオンリオンが軽快に逃げた今年のダービー。1000m通過時のラップ57秒8がターフヴィジョンに映し出されると場内が大きくどよめいた。稀に見る速い流れだったからだ。
離された2番手を追走したのがロジャーバローズで、そこから3番手以下もまた離れる展開。ダノンキングリーが好位を追走し、その少し後ろにヴェロックス。サートゥルナーリアはスタートで立ち上がるような格好となって出遅れたため、後方を追走する形になった。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190528-00839474-number-horse
2019-05-28 08:01:00Z
52781740589460
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