東京ドームで行われた広島と巨人の首位攻防3連戦初戦が7回途中から警告試合となった。広島の一岡竜司投手(28)が巨人・中島宏之内野手(36)の頭部付近に投げたとして危険球により退場。怒った中島がマウンド方向へ詰め寄り、両チームの選手がベンチを飛び出し、一時騒然となった。
広島が5―3と2点リードで迎えた7回だった。広島のマウンドにはこの回から3番手・一岡が上がり、1死一塁の場面。代打に出た中島への初球の直球が頭部付近を襲った。ボールは中島の左肩をかすめてから左側頭部に当たり、怒った中島がマウンド方向へ詰め寄った。
一岡の女房役・会沢翼捕手(31)がすかさず割って入ったが、両チームのベンチから選手がホーム付近へ集まり、一時スタジアムは騒然。一岡は危険球により退場になり、両チームに警告が与えられた。
危険球退場は今季両リーグ7人目。一岡は2015年5月8日の阪神戦で狩野に当てて以来自身2度目となった。
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2019-05-24 11:39:00Z
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