阪神が首位巨人に完封勝ちを収め、ゲーム差を0・5に縮めた。

先制は4回だった。先頭の近本が中前打で出塁し、中野と野口は内野ゴロ、佐藤輝が四球を選び2死一、三塁。ここで打席に立った5番大山悠輔内野手(29)が、巨人赤星のスライダーを捉えて左翼へ2点先制の適時二塁打を放った。

先発のジェレミー・ビーズリー投手(28)は中9日のマウンドで、6回5安打無失点と好投。4回2死一、二塁では、佐々木をスプリットで空振り三振。4番岡本からも2三振を奪うなど、変化球がさえた。助っ人にとって完投した6月8日西武戦(甲子園)以来の今季4勝目となった。

阪神は前カード中日戦(バンテリンドーム)で1、2戦目で連敗を喫すも、3戦目で延長10回の末に勝利。連勝で首位巨人に0・5ゲーム差に迫った。

この日は試合後に「伝統の一戦~レジェンズOB対決~」と題し、巨人と阪神のOB戦が行われる予定。偉大なレジェンドたちに白星でつないだ。

【動画】イン攻めの後のチャンスをモノに 阪神大山悠輔の先制タイムリー

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