新たな代表選考の仕組みが導入されてから3年間で、男子で3回も日本記録が更新されたほか、女子でも好記録が相次ぎました。
その要因について、日本陸上競技連盟の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは、「新たな仕組みを作ったことで本番の3年前から目標ができた。さらに、この記録を破ればオリンピック選手になれるという目標設定も明確になった。それが監督や選手たちのやる気をもたらしたと思う」と分析しました。
今回は最後の1枠をめぐる争いで設定タイムを設けるなど、これまで物議を醸してきた選考基準を明確にしたのも特徴です。
その基準に基づき、女子では、松田瑞生選手が、1月のレースで好記録をマークしたものの、一山麻緒選手に破られたため内定しませんでした。
これについて瀬古リーダーは「松田選手は本当によく頑張ったが、ルールはルールだ。きょうの一山選手の走りを見たらしょうがないと思うのではないか」と述べました。
そして「オリンピックで優勝、もしくはメダルを取らないと、今回の選考の仕組みが本当の意味で成功したとはならないので、これからが本当の真価を出すときだと思うし、そのメンバーはそろったと思う」と述べ、本番に向けて全力でサポートする考えを示しました。
一方、次のパリ大会以降の選考でも同様の仕組みを導入するかについては「もし許されるなら続けていったらいいかなという思いもあるが、まだ将来のことは考えていない」と述べるにとどめました。
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2020-03-08 07:37:00Z
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