日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)は16日、東京都内で開かれた理事会後、U-23アジア選手権1次リーグ第3戦・同日本代表-同カタール戦(タイ)のVAR判定について、アジアサッカー連盟(AFC)に対して意見書を提出したことを明らかにした。
田嶋会長は「(判定が)ひっくり返ったことを考えれば、その根拠の説明をしてほしい。公式のコメントをいただきたい」と話した。
カタール戦の前半終了間際にMF田中碧(川崎)が相手選手と競り合い、ボールを奪った際、当初はノーファウルの判定だったが、VARの介入により、相手の足を踏み付けたとして退場処分となった。MF斎藤(湘南)の右足が相手選手に当たったとして、後半34分にカタールにPKが与えられた場面では、VARの結果、主審による映像確認は行われず、PKの判定は覆らなかった。
田嶋会長は「VARに対する評価をちゃんとしてほしいということを付け加えて(意見書を)出そうと思う」と語った。
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2020-01-16 10:38:38Z
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