桃田賢斗選手が乗ったトラックが交通事故
1月13日 マレーシアで、バドミントン世界王者・桃田賢斗選手(25)らが乗ったバンがトラックに追突する事故が起こった。
この事故で、マレーシア人の運転手は死亡。桃田選手は命に別状はないものの全身を強く打ち、眉間や鼻の下などに裂傷を負った。
また、日本人スタッフ2人とイギリス人1人のあわせて3人が重軽傷を負った。
現地マレーシアメディア・スター紙によると…、事故のあと、桃田選手がこんな発言をしていたそうだ。
桃田選手「私はまだ競技が出来ますか?」
コーチ「寝て回復すれば大丈夫だ」
事故から一夜明け、事故の詳細が徐々に明らかになってきた。
桃田選手らが乗っていた事故車両の写真。前方のバンパーは大きくへこみ、フロント部分が大破しているのが分かる。
バドミントン協会が会見
運転席には、ハンドルも見当たらない。
桃田選手は運転席の後ろ、バンの2列目に座っていたというが、運転席は大きく倒れ、衝撃の大きさがうかがえる。
「直撃LIVEグッディ!」は、1月14日行われた日本バドミントン協会の会見を速報で伝えた。
銭谷欽治氏(日本バドミントン協会 専務理事):
桃田賢斗選手の最終的な診断、ケガについてご報告します。顔面3カ所の裂傷と全身打撲です。
先ほど病院のドクターによる3人(桃田選手、森本哲史トレーナー、平山優コーチ)の最終診断が行われまして、ドクターの許可を得たということで、明日のデイリー便で帰国することを決めました。
突然の第一報をもらった時にはしばらく命が縮み上がるような、わたくし自身も動揺しましたけれども…、オリンピックも大切ですが、3人とも命に別状がなかったことが本当にうれしく思っております。
(桃田選手について)当初一部で報道されていました、鼻の骨折などはありませんでした。額と鼻と唇の裂傷については、1週間程度で回復すると思っています。
会見では、銭谷専務理事が声を震わせる場面もあった。
<桃田選手の状態>
・眉間部裂傷
・唇裂傷
・顎部裂傷
・全身打撲
桃田選手のケガについて、日本スポーツ協会公認のスポーツドクター・栗原隆先生は…
栗原隆先生:
これは縫合処置をした後の写真だと思いますが、この状態ですと顔面をかなり強打した可能性が非常に高いです。
今後、本当に脳震とうを起こしていないのか、そういったところが心配されます。
安藤優子:
脳震とうを起こしている可能性もあるんですか。
栗原隆先生:
例えばCTでは分からないような軽い脳震とうがあるんです。
特に意識を失ったわけでもない、CTで検査しても特に写ってないという状態でも軽い脳震とうを起こしていて、1週間ほどたってから言動がおかしいとか、記憶力がおかしいということで気付かれるケースもあります。
安藤優子:
顔面3カ所の裂傷と全身打撲、全治はどれくらいと考えますか?
栗原隆先生:
会見の中でもお話がありました通り、大体1~2週間くらいで傷はふさがってくると思います。
ただ、全身を打っている状況だと思いますから、日本の病院で痛みのある部分などをもう一度診断する必要はあると思います。
倉田大誠アナウンサー:
気になる今後について、協会はこのように語っています。
銭谷欽治氏(日本バドミントン協会 専務理事):
桃田君と森本トレーナーは比較的自由に歩いていると聞いています。まずは日本に帰って病院で精密検査を受けてから、まずは休養して。
2月にアジア団体予選がありますがそこはパスをさせて、3月の全英オープンまで約2カ月弱ありますので、そこをターゲットにして。
安藤優子:
まずは帰国後に精密検査を受けて、少し休息を取り、全英オープンでの復帰を目指していくということです。
全英オープンは8週間後ですが、どうでしょうか?
栗原隆先生:
個人的な意見としては、8週間というのは本当にギリギリのラインではないかなと思います。
顔の傷だけですとか、打撲の痛みも軽いということであれば何とか出場は可能かと思いますが、例えば精神的なダメージが大きいですとか、このあと痛みが出てきてしまうということがあると、非常にタイトなスケジュールになるのかなと思います。
(「直撃LIVE グッディ!」1月14日放送分より)
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2020-01-14 10:07:00Z
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