今年活躍したスポーツ選手や団体を表彰する「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式が10日、都内で開かれた。

昨年AIG全英女子オープンを制覇した渋野日向子、競泳の世界選手権で金メダル2個獲得した瀬戸大也らが出席した。2人は壇上で即席の始球式をするなど、会場をひときわ盛り上げていた。

飛びっきりの笑顔は、渋野の代名詞だ。ゴルフスイングする陽気な一面を見せ、ニコニコ顔で登壇。受賞スピーチ中も笑顔を絶やさず、昨年を振り返った。「全英女子優勝など良い経験をさせてもらった。これ以上ない年だった」と語る。

ソフトボール経験がある渋野は、世界野球プレミアム12日本代表の稲葉篤紀監督に「侍の活躍は自分のことのようにうれしかった」と感謝していた。司会者から促され、即席の始球式では投手を引き受けた。

渋野や瀬戸、世界野球プレミア12日本代表の他に、ビッグスポーツ賞にはバドミントン年間最優秀選手に選ばれた桃田賢斗、スピードスケート女子1500メートルで世界記録を更新した高木美帆が選ばれた。