Kamis, 14 September 2023

元日本代表FW李忠成が今季限りでの現役引退を発表「感謝の気持ちでいっぱい」 - SOCCER KING

現役引退を発表した李忠成(写真は2011年1月のもの) [写真]=Getty Images

 アルビレックス新潟シンガポールは14日、元日本代表FW李忠成が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。なお、9月16日に行われるリーグ最終戦終了後には引退セレモニーが行われることも明らかになっている。

 現在37歳の李はFC東京の育成組織出身で2004シーズンにトップチーム昇格。2005年に柏レイソルへ移籍すると、その後はサンフレッチェ広島、サウサンプトン(イングランド)、浦和レッズ、横浜F・マリノス、京都サンガF.C.などでのプレーを経て、2022年にアルビレックス新潟シンガポールに加入した。今シーズンはここまで23試合出場で9ゴールを記録。キャリア通算では496試合出場で125ゴールを記録している。

 また、2011年1月のAFCアジアカップ2011初戦で日本代表デビューを果たすと、同大会決勝のオーストラリア戦では延長後半に値千金の決勝ゴールを決めて日本代表の同大会4度目の優勝に貢献するなど、通算11試合出場で2得点を記録した。

 現役引退を決断した李はアルビレックス新潟シンガポールのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「今シーズンをもって現役から退く決断をしました。当然1人では20年間プロサッカー選手としてプレーを続けることはできませんでした。私の家族、チームメートとスタッフ、サポーター、スポンサーの方々含めて全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、20年間プロサッカー選手としてプレーさせていただいた、FC東京、柏レイソル、サンフレッチェ広島、サウサンプトン、浦和レッズ、横浜Fマリノス、京都サンガFC、アルビレックス新潟シンガポールの8チーム、本当にありがとうございました。 20年間のキャリアを振り返ってみると、当然悔しい時、悲しい時もありましたが、いつも誰かに支えられて本当に素晴らしいサッカー人生を送ることができました。 プロサッカー選手は今年で引退しますが、これからもサッカーには携わっていきたいので次のステージでサッカー界に貢献していきたいと思っています」

「サッカー選手引退後の活動の一つとして、来年より、日本1周をしながら47都道府県の子供達にサッカーの楽しさ、本質を教える活動をしようと考えています。こちらも次の挑戦として期待してもらえればと思います」

「このタイミングでの引退発表となりましたが、9/16(土)、ホームで行われるリーグ最終戦では試合終了後に、リーグ優勝セレモニーと同時に引退表明をサポーターの皆様にさせていただく機会をいただきました。アルビレックス新潟シンガポールの是永会長をはじめとするスタッフの皆様には感謝していますし、これからもこのクラブを応援したいと思います。リーグ終了後も12月までカップ戦が続くので、再びチーム一丸となり、良いサッカーをお見せしたいと思います」

「最後になりますが、今まで私に携わっていただいたすべての方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」

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2023-09-14 03:53:50Z
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