来月開かれるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに向けた野球の日本代表の強化合宿が17日から宮崎市内で始まりました。初日の練習を終えたあと、チームを率いる栗山英樹監督は「選手たちは野球ができる喜びを表現してくれた。いい1日目になった」と話していました。
WBCの日本代表は来月の大会に向けて17日から27日まで、宮崎市の県総合運動公園で強化合宿を行います。
合宿には大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手や、昨シーズン、三冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆選手などあわせて26人の代表メンバーが参加しています。
初日の17日は1万8500人のファンが駆けつけ、午前9時すぎに練習が行われる球場に選手たちが姿を見せると、朝早くから集まっていた多くのファンから歓声があがりました。
選手たちはウォーミングアップをして体を温めた後、ピッチャーと野手に分かれて練習を行いました。このうち、野手はシートノックを行い、サードのポジションに入った村上選手は軽快なグラブさばきで打球を処理していました。
また、フリーバッティングでは「センター返しを意識した」と69スイングしてホームラン性の当たりが11本と状態の良さをうかがわせていました。
村上選手は「最初にしてはいい感じで打てた。体のキレと実戦感覚を意識して練習していきたい」と話していました。
抑え候補2人がブルペンに
投手陣のうち、抑え候補の2人の投手がブルペンに入りました。合宿初日にブルペン入りしたのは、2017年の前回大会にも出場した楽天の松井裕樹投手と、おととしの東京オリンピックで抑えを務めた広島の栗林良吏投手です。
このうち栗林投手は、ソフトバンクの甲斐拓也選手など代表に選ばれたキャッチャーを相手にストレートのほかカーブを含む3種類の変化球を35球投げました。また、松井投手はストレートとスライダー、それにフォークボールをあわせて31球投げ、最後はブルペンに足を運んだ栗山英樹監督と談笑するなど充実した様子を見せていました。
ダルビッシュ「ふだんと変わらず練習に集中できた」
ダルビッシュ投手は初日はブルペンに入りませんでしたが、サブグラウンドでキャッチボールを行い、ストレートのほか、スライダーなどの変化球を交えながら調整を進めていました。
ダルビッシュ投手は「ふだんと変わらず練習に集中できた。その日その日で体調が違うなか、それに対してアプローチしていくのが自分の調整方法なので、あすはブルペンに入って調整していきたい」と話していました。
栗山監督「いい1日目になった」
そして、合宿初日について「選手たちは野球ができる喜びを表現してくれたと感じたので、いい1日目になった」と振り返りました。
“キャプテンは置かない”
その上で「選手全員が『俺がキャプテンだ』と思ったらプレーも変わる。チームが勝つために全員が行動し、全員が話をして全員が引っ張ってもらいたい」と期待を込めて話していました。
多くのファン詰めかけるも “渋滞ほぼ見られず”
宮崎市で過去に行われたWBCの合宿では球場に向かう道路が大渋滞して交通に影響が出ましたが、今回は球場に入れる車の数を制限するなどの対策もあり、これまでのところ懸念されたほどの事態とはなっていません。
宮崎駅のバス乗り場では会場の県総合運動公園に向かうバスの第1便が午前9時に出る予定でしたが、早朝から大勢の人が列を作ったため、急きょ8時半から2本の臨時便が運行されました。
また、最寄りの木花駅は、ふだんは無人駅でICカードの設備がないため、切符を買って乗る必要があり、宮崎駅は券売機の前にも長い列ができ、いつもはゆったり座れる列車はすし詰め状態で発車しました。
福岡県から来た18歳の男性は「ICカードが使えるかな、平日で人がいないかなと思っていたので、こんなに人が並んでいるのは想定外でびっくりしました」と話していました。
一方、イチロー選手が参加した2009年の合宿で大きな問題となった車の渋滞ですが、今回は会場に止められる車が1000台に限定され、それ以外は球場から離れた臨時駐車場に止めてシャトルバスで向かうようにするなど対策がとられたこともあり渋滞はほぼみられず、懸念されたほどの事態とはなっていません。
WBC 各国も強力メンバー
連覇を目指すアメリカや2大会ぶりの優勝を狙うドミニカ共和国などが大リーグのトップ選手を多くそろえたチームを編成しています。
▽通算197勝のドジャースのカーショー投手や▽昨シーズンMVPのカーディナルスのゴールドシュミット選手など実績のあるトップ選手たちが顔をそろえ、30人のメンバー全員が大リーグの球団に所属する選手となりました。
千賀滉大投手が所属するメッツからはマイナーリーグの選手も含め10人以上の選手がWBCの各チームの代表として出場する予定で、このうちアメリカ代表で、昨シーズン、ホームラン40本を打ち131打点で打点王に輝いたアロンゾ選手は日本代表の印象を問われ「非常に才能のあるチームだ。本当にいい野球をしてくると思うし、間違いなく勝つための才能と資質を持っている。もしアメリカと日本が勝ち上がってくればとても楽しいプレーオフになるだろう。ビデオで見て知ってはいても、対戦したことがない選手もいる。日本と対戦することになれば、本当に楽しい経験になると思う」と話していました。
プエルトリコ代表で出場する抑えのディアス投手は「日本はすごく良いチームで鈴木誠也選手や大谷翔平選手など知っている選手も多くいる。精神的にタフな選手が多い印象で、ぜひ準決勝や決勝で対戦したい」と話していました。
【NHK特設サイト】WBC2023
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2023-02-17 11:46:41Z
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